3歳頃からの幼児食

幼児食の進め方　３〜5歳頃

幼児食の進め方　３〜5歳頃

chu-mama

うちの子

もうすぐ3歳になるけれど

今までと同じ食事の内容で大丈夫なのかしら？

教えてぴょんこせんせい

pyonco

3歳頃になるとどんどん味覚が発達していきます。

新しい食材や味付け、メニューにチャレンジしていって、色々な味を体験させてあげましょう♪

やわらかい食べ物ばかりでなく、奥歯の生える様子を見ながら、噛むメニューにもチャレンジしたいですね！

子どもの食事の様子

3歳ごろの食事の様子

◎1日3回の食事リズムに慣れた

◎上下の歯が10本ずつ生えてきて、食べ物をすりつぶすような噛み方ができる。

◎自分で食べようとする。

◎コップから水分を飲むことができる

献　立

噛むのが上手になり食材の味もよくわかるようになります。慣れない味でも少しずつ食卓に出して、色々な味を経験させてあげましょう。

量

3〜5歳児に必要な1日の食事量の目安です。

炭水化物

ご飯の場合100〜120g（子ども茶碗１杯）

うどん　　160g (2/3玉)

パン　　 60g (食パンの場合　６枚切り１枚）

いも類　 40～60g （ジャガイモの場合 2/3)

ビタミン・ミネラル

緑黄色野菜 80～90g

淡色野菜 100～110g

海藻・きのこ類 10～15g

果物類 100～150g （りんごの場合 1/2)

タンパク質

肉類 30～35g (ひき肉の場合大さじ２）

魚類 40～50g　(切り身魚の場合 1/3)

大豆・豆製品 35～45g　 (豆腐の場合 1/6)

卵 25～30g （１個）

この頃は味覚のベースをつくる大事な時期です。大人と同じ味つけにすると、濃い味に慣れて味覚が正しく育たず、消化器官にも負担がかかってしまいます。

引き続き天然のだしを使ったり、野菜の甘みを生かすなど薄味を中心にし、調味料は控えめにしましょう。

注　意

３歳を過ぎれば、ほとんどの食品は大人と同じように食べられます。しかし、内臓を中心とする消化器官はまだまだ未発達です。辛いものや刺激の強いものは、内臓に強い負担がかかってしまうので注意しましょう。

◎刺身などの生ものを食べさせるときは、新鮮なものを選びましょう。

◎味の濃いもの、脂質の多いものは避けましょう。特に外食時や市販のおそうざいには注意しましょう。

食べにくさ

離乳食の頃はよく食べていたのに、幼児食になって急に食べなくなってしまった場合は、食べにくさが原因の場合があります。

固さは大人のものよりやや柔らかめが目安。乱切り・せん切りなどの色々な形や大きさを経験させながら、苦手なかたさ、食感を観察してみましょう。苦手なものは無理をせずに、ゆっくり慣らせていきましょう。

そして、苦手なものが食べられた時は、たくさん褒めてあげましょう。自信がつき、意欲へとつながります。

食事のマナー

大人とほとんど同じような食事が楽しめる3歳児。ひとりで上手に食べられるようになり、食事のマナーも少しずつ教えたい時期でもあります。

◎「いただきます」「ごちそうさま」のあいさつをしよう。

◎食事をしているときに歩かない。

◎食器や食べ物で遊ばない。

◎姿勢に気をつけよう。

◎ダラダラと食べをしない。

食事の時間は30～40分を目安にしましょう。

また、様子を見ながら食器を手でおさたり、スプーンやお箸などの扱い方を教えていきましょう。

まとめ

pyonco

家族と一緒に食事をすることにより、安心することができたり、自分の居場所に落ち着きを感じるようになります。

ぜひ、家族と一緒に食事を楽しんでくださいね。

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